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【2020J2第34節】 アルビレックス新潟vsジェフユナイテッド千葉 急げばその分はやくボールが返ってくる。【マッチレビュー】

2020 11/20
【2020J2第34節】 アルビレックス新潟vsジェフユナイテッド千葉 急げばその分はやくボールが返ってくる。【マッチレビュー】
目次

スタメン

試合概要

序盤から強度の高いプレスを敷いてきた千葉に立ち上がりは苦しんだ新潟であったが、いつものようにボールを保持しゲームのコントロールを握ろうとする。しかしボールを保持しても千葉の中央の守備は硬く前半はシュート1本に終わってしまう。

後半も守備の強度が高い千葉に対してチャンスをつくるものの、セットプレーからアランに決められ失点してしまう。

59分に矢村を投入し鄭大世との2トップに変更し、サイドや背後へ抜け出しで奥行きを作りチャンスを生んではいたものの、なかなか点を奪うまでには至らない。

千葉はロングボールを前線に当てカウンターを狙い何度かビッグチャンスを作るが藤田の好セーブでなんとかもちこたえ、大本と荻原の両翼を投入し得点をねらいにいくものの、81分にカウンターからクレーベに決められ2点差に。

その後荻原の惜しいヘディングシュートもあったが千葉の堅い守備を最後まで破れず敗戦となった。

強度の高い守備を披露する千葉と新潟の駆け引き。

イメージでは低い位置でブロックを作ってくる千葉。ところがこの試合は新潟に対して高い位置でプレスラインを設定して圧力をかけてきた。

ボールホルダーとファーストディフェンダーの距離感を見て行くところは行く、ステイしてブロックを作るという判断が明確で統率が取れていた印象だ。

千葉が準備されてるなぁと感じたシーンは、は新潟がバックラインとボランチがひし形を形成してフリーマンを作るいつもの形に対しての策。

ひし形の左サイドでボールを早川がボールを持つとプレスのスイッチが入る。

SHの堀米(千葉)が早川に対して外のパスコースを切るようにアプローチ。

ひし形の頂点のボランチである島田には船山、舞行龍にはクレーベが切っているので早川は序盤苦しかったはず。

3分には連続してボールが引っかかってしまった。

ということで左サイドが流動的になって試行錯誤を始める新潟である。

トップ下の高木が中盤から降りて相手の2トップの脇でボールを受け、早川が内に入ったり、早川が大外とって堀米が内をとったりと。

この頃、千葉の2トップ脇でボールを受け、再度上がろうとした高木にそのままそのポジションにいるよう身振り手振りで指示していた中島が気になった。

中島はその後も2トップの脇からボールを受けなにかを狙っているようにみえた。堀米と早川がポジションを変え、内に入る早川に当てようとしたり、逆サイドに大きく展開したりと。

この試合通して千葉の2トップの脇がルーズなのをみてこのスペースから崩そうとする意図がみてとれた。

そのように千葉の守備の基準点をずらしたからか、10分過ぎくらいからボール保持が安定してきた新潟。

千葉の中央は硬いので、サイドに時間とスペースを生むための撒き餌のように中央にパスを入れながらサイドを起点にゴールを目指す。

右サイドでは内側に入る田上に人をひきつけて大外の本間至恩がボールを運び、左サイドでは前述のように早川、堀米、高木のコンビネーションで崩していくようなシーンがみられた(14分の相手を動かしてスペースができたライン間から左サイドを崩す良いプレーなど)

しかし、なかなかシュートまでには至らない。

給水後は改めて高い位置からプレスを仕掛ける千葉。

象徴的だったのは前半終了間際のシーン。

千葉が人数をかけて新潟のボール保持を規制し、島田から早川へのパスを奪ってカウンターにつなげたが、

ビルドアップ時の新潟はCBも広めに開いてボールを持つスタンス。さらにSBも中盤のような位置取りをすることが多いので、奪われ方が悪いと一気にこのようにもっていかれてしまう。

3バックは新たなオプションか

後半も守備の堅い千葉から点を奪うことはできずダイレクトでカウンターを受けるという構図になってしまう。

千葉が低い位置でボールを奪うとすぐに前線にロングボールを供給し、新潟のCB2枚のロングボールの処理が甘くなったところをつかれてシュートまで持っていかれてしまうという場面が目立った。

そんな新潟は76分に荻原と大本の両翼を投入し、3バックに切り替える。

しかし、80分にはまたもカウンターを受け、米倉のスルーパスからクレーベに抜け出され失点してしまう。

この場面、マウロがオフサイドを狙って前に上がってしまったので、ついていけばなんとかなっていたかもしれないが、逆サイドのアランもフリーだった。そもそもだが攻撃時の失い方が悪かった。マイケルのフィードが相手ボールになってしまったことから始まっているが、フィードを狙うのが早すぎたかもしれない。

相手を押し込みきれていないシーンでロングボールを送ってしまうとその分カウンターのリスクは増す。

https://youtu.be/db9zgU66R-4

奪われたシーンでは新潟のウイングバックは高い位置、ボランチの中島も高い位置に上がっていたが、千葉の両サイドハーフはDFライン付近に吸収されず攻守が切り替わった瞬間は攻め残りするような形になってしまい不利な状況に陥った。

得点を奪わなければいけない展開なので間違いではないものの、うまくいかない時は攻め急いでいるなぁという印象がある。

話は戻って3バックの狙いについて、以下のような感じなのかなと推測した。

実際WBが高い位置で幅をとるようになり良いシーンはあった。
84分には高い位置で幅をとることでCB-SB間が広くなり、そのスペースに鄭大世が抜け出しボールを引き出すシーンはメリットがみられたところだ。

ただその後すぐに千葉は5-4-1に変更し、CB-SBのスペースを5枚にすることで埋めた。

新潟のビルドアップ時も相手FWは1枚なので、3枚でビルドアップするメリットが薄くなり、3バックの一角に入っていた田上が少し高い位置に上がったりするような形があっても良かったかもしれない。

ということでシステムを変えたメリットがあまりみられず、ちょっとよくわからなかった。

磐田戦から3バックを導入しているが、まだ狙いが明確にみえていないが、ロメロなどジョーカーとして試合のペースを新潟に引き戻していたカードが怪我で少なくなったゆえの新たなオプションなのかもしれない。

引き続きみていこうと思う。

さいごに

千葉の勝ちパターンにそのままのってしまったという試合になってしまった。

千葉はなぜよりによって新潟戦であのような強度の高い守備を敷いてくるのか。最初からやってれよ。っていう感想。

次節は前回負けた難敵金沢。ダブルはさせません。

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