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【アルビレックス新潟】チーム編成を考察する。vol.1【2018】

2018 2/05
【アルビレックス新潟】チーム編成を考察する。vol.1【2018】

記録的な大雪と共にスタートするという波乱の幕開けで鈴木アルビが始動した。今シーズンは多くの選手がチームを離れ、長年アルビに貢献した神田勝夫氏が退任。育成年代を熟知する木村康彦強化部長、そしてジュビロ黄金期を率いた名将鈴木政一監督が就任し、改革の色が強いオフシーズンとなった。

現時点で大体チームが固まってきているので今年の編成を回数を分けて考察する。今回はチームの補強と年齢構成を見ていこう。

目次

大量放出が目立つものの..

OUT

IN

選手数
33(2017.9)242018)

選手の大量放出が目立つが、昨シーズンの終盤の好調時に確実に戦力として計算できた選手は、小泉、ホニ、山崎のみ。核となっていた小川の完全移籍での獲得等、主力の放出は最低限に抑える事に成功した。

選手数についても昨シーズンが多所帯で余剰戦力が多くバランスが適当ではなかったため、今回の大量放出は必要不可欠だったものと考える。

神田勝夫前強化部長は、育成に辛抱強く時間をかけるタイプの方で、何人もの主力選手を辛抱強く育て上げてきた。

高卒の選手たちがどのくらいで戦えるか、一人前になるか。名前を挙げれば分かりやすい と思いますが、本間勲や田中亜土夢らを考えると 4 年でもまだダメです。私の経験から 6 年 目、7 年目です。本間勲がレギュラーになったのは 26 歳か 27 歳の頃です。田中亜土夢がブ レイクしたのが 26 歳、27 歳。だいたいこの辺になります。

出典2016.12.08 アルビレックス新潟サポーターズカンファレンス議事録

田中亜土夢や川又堅碁など過去アルビで成功した選手は時間がかかった選手が多い。しかし近年は伸び悩む選手を多く抱えすぎ、年齢的に中堅に差し掛かる選手が多くなっていた。

戦力として計算しづらい中堅選手が増えるごとにバランスが悪くなっていたところを木村強化部長と鈴木監督は戦力を客観的に今後の伸び代を含め評価し残すべき選手を見定め、スピード感を持って整理した。

結果的に新卒から加入した選手や下部組織出身が多くなった。しかし前体制ではここまで客観的に改革を行えなかったはずなので戦力の整理に関してはほぼパーフェクトであったと考える。

補強に関しては、育成年代の有望選手と、木村強化部長と鈴木一監督が率いたユース代表や日本体育大学の縁からが主な補強となった。

高校選手権を制した下部組織出身の渡邉泰や、関東大学リーグ1部MVPであり、運動量豊富なダイナモである戸嶋、流通経済大でインカレを制した渡邉新等、主力に割って入るだけのポテンシャルを持った選手達だ。

中でも東京Vから加入した高木善は先発からははずれていた試合があったものの、昨シーズンは7得点を記録し、数字を計算できる選手である。

これから新外国人3人と、おそらくSB安田理大が加入するが、昨季途中の明らかに無理した補強を考えると充分ではないだろうかと考える。

中堅が極端に少ない年齢構成がどう影響するか

平均年齢

26(2017.9)25.4(2018)

年齢構成

オリンピック出場資格年齢を基準

東京世代(1997年1月1日〜2000年12月31日)

リオ世代(1993年1月1日〜1996年12月31日)

ロンドン世代(1989年1月1日~1992年12月31日)

北京世代(1985年1月1日~1988年12月31日)

なし

アテネ世代(1981年1月1日~1984年12月31日生まれ)

平均年齢は昨年とほぼ変わらず、若手中心の編成だ。
しかし年齢構成を五輪出場資格を基に分けてみると北京世代が0人、ロンドン世代は26歳以上の選手が3人しかおらず、26歳〜30歳の中堅が明らかに不足しているという少し歪な構成となっている。

若さはポジティブな面もあるが、44試合と長丁場であり、加えて過酷なプレーオフもある厳しいレギュレーションのJ2を戦い抜く上で不安要素とも言える。今後の補強で少し変わってくるが、負担のかかりそうな加藤大、磯村、大谷の中堅選手を、33歳以上のベテラン4人がどう支えていくかがカギになるだろう。

(続く)

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