アルビレックス新潟はタイトルを目指し続ける

2018 2/05

2017年11月18日

2004年に昇格してから14年目。ついにアルビレックス新潟のJ2降格が決まった。

静かな勝利だった。

試合終了直前に広島の勝利を知ったスタジアム。
その結果を知るすべもなく、必死に勝利を追い求めていた選手たち。

あのホイッスルが鳴った瞬間の静けさは一生忘れないんじゃないかと思うくらいの光景だった。

2年半ぶりの連勝。いつも終盤やロスタイムに失点をくらい、勝ち点3を逃すチームが最後まで戦い、内容は悪いながらもしっかりと1点を守り続けた勝利にも関わらず。

 

 

2003年最終節。試合終了後、昇格とJ2チャンピオンという結果に歓喜で湧く4万人のスタジアム、そして山口素弘が叫んだ「新潟、最高!」あの日から14年。

本当に色々な事があったしそれをチームは乗り越えてきたのに。最後はなんともあっけないものだとも感じた。

日本のサッカー界は何度もアルビに牙をむく。
選手売却での収入が難しくなり0円移籍が当たり前となった移籍制度。
手塩にかけて育てた何人もの主力選手がトップクラブへ去った。
そして今度はDAZNの登場により更に資金格差は拡大することになる。

まるであなたたちにはタイトルはふさわしくありませんと言われているかのようにも思えてしまう。降格することでまた上との差はひらくばかりだ。私たちはタイトルを目標にしちゃいけないのだろうか。夢みちゃいけないのだろうか。

 

今まで何があろうとガムシャラにクラブは戦いJ1に残り続けた。
その中で私たちは何度か、もしかしたらタイトルが取れるのではないかと期待した瞬間があったと思う。

シーズン前半戦3位。突如として現れた魔術師マルシオリシャルデスを加え、強力なサイドアタックで猛威を振るった2007年。

開幕節は4得点で圧勝。各ポジションに実力者を揃え、強力で迫力のある3トップによる攻撃で観客を沸かせた2009年。

ヤンツー監督のハイプレスがハマり、田中達也と2トップを組んだ川又堅碁が大爆発。リーグ後半戦だけで見ると1位となり、来シーズンへの期待を膨らませた2013年。

苦手とする浦和をホームにて5-0で圧勝し、ナビスコカップ(現ルヴァンカップ)準決勝まで駒を進めた2015年。

 

私はこの時夢を見てしまった。外から見たら大げさとも思われるかもしれないが、タイトルを少し身近に感じた。私はこれが14年間J1に居続けた結果得た1つの大きな財産なんじゃないかと思う。

夢を見てしまったから、いつの日かタイトルをと思い続けて応援したい。

アルビレックスはプロヴィンチャ。地方クラブだ。

ヨーロッパでは100年以上の長い歴史があるクラブが多い中で、立場を受け入れ、優勝を争えなくとも自分たちの町にクラブがある事が幸せだと、そう語るクラブはたくさんあるかもしれない。

それが悪いと言うわけではない。

だけどもJリーグはまだ始まってたった25年だ。
地方クラブだからタイトルは難しいと決めつけるにはまだ歴史が浅すぎる。

J1の舞台で戦い続ければきっとタイトルを掴めるタイミングがくる。
その時に掴めるかはこの今という時が大事なんだと私は思う。

前を向き続けチャレンジする。そうしてタイトルに近づいた時に掴むための準備をしなければいけない。私はどんなに難しくてもこのクラブがタイトルを勝ち取る瞬間がみたい。夢を見続けたい。

 

J1に帰ろう。J1で戦おう。J1に居続けてやろう。そしていつの日かタイトルを勝ち取ろう。

 

 

 

 

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